『20歳のソウル』Production Notes

2022.02.07
最新情報
佐藤浩市さんと、高橋健一先生

20歳のソウル

監督の秋山です

 

 

市船吹奏楽部顧問

高橋健一先生と

佐藤浩市さん

 

お二人には

とても似ているところがあると思います

 

 

 

「今しかない今を、大切に生きろ」

 

 

高橋健一先生が

生徒たちに語る言葉と

全く同じ言葉を

 

佐藤浩市さんから

聞いたことがあったからです

 

 

それは

ドラマ「陽はまた昇る」

クランクアップの日のことでした

 

警察学校の生徒役の俳優たちを前に

浩市さんが言った言葉

 

 

「同じメンバーみんなそろってまた会うことは、もう二度とないだろう。一年後に、俳優を続けているのも、半分か、もっと少ないかもしれない。でも、みんなと一緒に過ごした、この夏のことは忘れないし、みんなも忘れないで欲しい。大切な人と出会った時、そのことに気付けるか、気付けないかが、大事なんだ」

 

若者を見つめる、厳しくも温かな目線

 

 

 

 

高橋健一先生は、生徒たちに言います

 

「たった一度の高校生活だ。今を大切に生きなさい」

 

 

お二人の言うことは

とても似ていると感じていました

 

 

 

大義くんのお母様、桂子さんと

 

 

佐藤浩市さんと高橋健一先生には

大きな課題がありました

 

 

高橋健一先生を演じる以上

吹奏楽部の指揮をしなければなりません

 

音楽室で

コンクールで

定期演奏会で

 

大人数の吹奏楽部

ブラスバンドを

指揮棒一本で

まとめあげなくてはなりません

 

2020年に

高橋健一先生役をお受けいただいて以来

 

佐藤浩市さんは

移動の車の中でも

棒を振って

指揮の練習をしてくださったと聞きました

 

 

そして

佐藤浩市さんの指導役を

自ら買って出てくださったのが

高橋健一先生でした

 

初めて

お二人がレッスンした動画です

動画1(クリックして再生)

 

そして

この1か月後

 

市船吹奏楽部の現役部員の前に

佐藤浩市さんが立ちました

 

その時の映像です

動画2(クリックして再生)

 

そして

佐藤浩市さんは

コロナ禍で

定期演奏会が延期になった時

 

吹奏楽部のみんなに

聞いている我々も

胸が熱くなるような

言葉を

かけてくださいました

 

その話は

また次回に書きたいと思います

 

 

明日は

中井由梨子さんです

©2022「20歳のソウル」製作委員会