皆さん、こんにちは。
中井由梨子です。
昨日は最後のマスコミ試写。
たくさんの方々が来てくださいました!
マスコミの方々に加え、映画関係者、そして大義くんのお友達まで。心温まる試写でした。
市船の吹劇の振付・演出を手掛け、なんと、映画にワンシーン出演されている三森渚さんもご来場いただき、感想くださいました!
一部抜粋してお届けします。
あの頃の音楽室、先生の部屋、ヨサコイの屋上練習…大義がいた時間に引き戻されました。
私はずっと、なぜあの時の吹劇が「生ききる」だったのか、どこか罪悪感さえ感じていました。あんな状態であの吹劇をみた大義の気持ちはどんなものだったんだろう…。悔しかったかな、悲しかったかな、押し付けがましくはなかっただろうか。
大義に聞きたくても会えず、心の中で聞いても返事はもらえず、宙ぶらりんの気持ちのまま、大義を想うたびに少しチクチク傷んでいました。
それが、今日なんだか晴れた気がします。神尾楓珠くんの爽やかな笑顔に救われた気がしました。「渚先生、俺がそんな心の狭い弱っちぃ人間に見えますか!」ってサラッと笑い飛ばされた気がしました。
私も、神様からの贈り物である今日をしっかり生ききりたいと思います。
先生の作られた吹劇「ひこうき雲〜生ききる〜」に大義くんは勇気づけられたと私は信じます。
そして、市船野球部の監督役として出演くださった俳優の友秋さんからも嬉しい感想が届きました!
僕はプロ野球のチャンステーマや高校野球の応援歌を動画で見聞きするのが大好きです。聞いていると涙が出てくるくらい身震いがして、自分を奮い立たせてくれるからです。
自分が野球好きだからか、何でだろうと思ってたんですが今日わかった気がします。それはプロ野球も高校野球も大きな声で応援している人たちにそれぞれ魂があって、それぞれの人生があって、それを見ることによって自分の中にある魂に気が付かせてくれてるんだなと。でも大人になっていくにつれ、気が付かないうちに魂ってどんどん埋もれちゃうんですかね。
今日大義さんを通して、高校野球をがむしゃらにデカい声でやっていた頃の自分を思い出して、その時の魂がグッと出てきた感じがして、心の奥に眠っていたものが出てきて、それを叫びたくなるような自分を奮い立たせるような形で涙となって溢れてきました。僕にとって20歳のソウルは戻る場所になりそうです。
それが大義さんの生きた証を知って、僕が感じた魂です。
ご覧になった方お一人お一人の中にそれぞれの「20歳のソウル」が生まれます。
公開まであと10日!!!
©2022「20歳のソウル」製作委員会