『20歳のソウル』Production Notes

2022.02.04
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神尾楓珠トロンボーンに挑む(後編)

「20歳のソウル」
監督の秋山です

20歳のソウルは
市船吹奏楽部で
トロンボーン奏者として
青春を謳歌した
浅野大義くんの
生きた証を描いた映画です

大義くんは
いつも仲間たちのど真ん中にいて
市船吹奏楽部を
誇りとしていました

主演、神尾楓珠くんが
大義くんを演じるということは
真剣に
トロンボーンと向き合わなければなりません

ヤマハの佐野先生、藤下先生を
リーダーとした
楽器指導チームの
厳しくも温かな指導に
神尾楓珠くんも熱意で応え

トロンボーンの腕前は
日に日に上達していきました

そして
プロの先生方に加え
大義くんが所属していた市船吹奏楽部も

高橋健一先生

トロンボーン奏者でキャプテンの
勝部友理さん(ゆっぺちゃん)

トロンボーン奏者の小島樹くんを中心に

 

神尾楓珠くんの楽器練習に
全面バックアップをスタートしました

いきなり
市船吹奏楽部の部活に
神尾楓珠くんを参加させたり

高橋健一先生の指導は
スパルタでしたが

コロナで
部活の時間が大きく制限された中
映画のために
力を貸してくれた
市船吹奏楽部の皆さんの
心意気がすごかった

 

「大義先輩は
市船吹奏楽部の誇り」

そんな言葉を
度々耳にしました

吹奏楽部の皆さんが
俳優部や、
我々映画のスタッフのことを
どれだけ認めてくれたのか?

きっと
最初から認めてくれたわけではないでしょう

吹奏楽部のメンバーと
我々に
絆を作る

高橋健一先生は
そこに力を注いでくださいました

そんな
市船吹奏楽部の皆さんの
本気の協力を引き出したのは
ひとりひとりが
大義くんの物語と向き合う
真剣な想いだったに
違いありません

神尾楓珠くんの
トロンボーンへの
大義くんへの想いが
日に日に強くなっていくのを
身近で確かに感じました

そして
初めてトロンボーンを手にしてから
わずか一月

神尾楓珠くんの腕前は↓

動画1(クリックして再生)

 

音は
隣りでリードしてもらっているのですが
指使いは
1か月前とは雲泥の差です

トロンボーン奏者にとって
ビシッと決めたら最高にカッコいいけれど
弾きこなすことが難しい
市船ソウル

スクリーンでの
市船ソウル
華麗な演奏シーンが浮かびました

「トロンボーンは
絶対に
クランクインに間に合う」

確信した瞬間でした

 

プロダクションノート
明日は
中井さんです

©2022「20歳のソウル」製作委員会