皆さんこんにちは!
映画「20歳のソウル」でチーフ助監督を務めました、俳優の宮下涼太です。
今日は「20歳のソウル」撮影までの大まかな流れについてお話したいと思います!
まず「20歳のソウル」の脚本ですが、以前の中井さんの投稿(1/30)にあったように、
完成するまでには何度も書き直しと打ち合わせが繰り返され
書き直しの数はなんと20回にものぼり…
そして打ち合わせはその倍以上で通算50回は重ねたそうです…
脚本の書き直しと打ち合わせがそんなに行われていたなんて僕も知りませんでした。
その後、「検討稿」、「準備稿」となり我々の手元に!
「準備稿」が我々のもとに届いたのが撮影開始の約1ヶ月前
そしてその「準備稿」をもとに全体スタッフのミーティングが行われました。
このミーティングでは1ページ目から、ロケ地、衣装、小道具、飾り付けで必要なものなどを全体的にさらっていきます。
その後、各担当に分かれ、ロケ地を見に行ったり(ロケハン)
作り物や衣装を集めるなど、それぞれが準備を始めます。
そして撮影開始の約1週間前に、台本が届きました!
監督が初めて完成した台本を手に取った時の写真がこちら!
台本が届いたときは本当に感動しました!
表紙もものすごくきれいです!
僕も愛来さんに直筆で名前を書いていただきました!
とても美しいです。
本当にありがとうございます。
今回の「20歳のソウル」には、僕も含め、秋山監督のもとで勉強している俳優がたくさんスタッフとして参加させてもらいました!
秋山監督は
「俳優もスタッフを経験したほうが良い」
とおっしゃいます。
きっと、俳優もスタッフを経験することで
作品が出来ていく過程を知ることができ
一つ一つを大切にすることやスタッフの方への気遣いなど
今後の俳優人生の役に立つと考えていらっしゃるのではないかと思います。
もちろん、元来プロとして数多くの作品に参加している経歴豊富なメインスタッフがほとんどです。
その中で、これだけの規模の作品にスタッフとして参加するというのは、僕自身相当な緊張感がありました。
しかし、類は友を呼ぶというものでしょうか、秋山監督のもとに集まる人間は本当に熱い仲間ばかりです。
今後は、そんな熱い仲間たちのいろんなエピソードについてもお話しできたらなと思っていますので楽しみにしていてくださいね!
今日もご覧いただき誠にありがとうございました!
次回は秋山監督です!
どうぞお楽しみに!
©2022「20歳のソウル」製作委員会