『20歳のソウル』Production Notes

2022.02.11
最新情報
高橋克典さん(四話連続その2)

20歳のソウル
監督の秋山です

「高橋克典さんに、演じていただけたら、書けるかもしれない」

こうして
星野医師は誕生しました

中井さんは
星野医師を
高橋克典さんに当て書きしたそうです

まだ
克典さんに
演じていただけるかわからない

オファーする前からの話です

中井さんと克典さんの繋がりは
NHKのドラマ

「ネット歌姫〜パート主婦が、歌ってみた〜」

に遡ります

この時
中井さんが
助監督セカンドとして
克典さんと仕事をしたのをきっかけとして

高橋克典さん企画、演出の舞台

「四人目の博士~アルタバン物語~」

青学で上演した作品にて

脚本家と演出家として

深く関わりあうことに

 

 

数ヶ月真剣勝負で向き合うことでしかわからない
絆があるのでしょう

 

 

星野医師のシーン

初稿の時から
胸に響きました

そして
克典さんに演じていただいたことで
無限の想いを
伝えていただきました

主治医の先生を書くために
中井さんは
大義くんのお母様に
たくさんのお願いをしたそうです

カルテを見ることは出来ないから
先生たちの話を聞き

目を背けたいことに
お母様と一緒に
正面から向き合い

全ては
大義くんの姿を
少しでも正確に
伝えるため

克典さんに
託すため

クランクアップの後

克典さんと中井さんの写真

 

いい笑顔ですね
兄妹みたいです

衣装を脱ぎ
背負っていたたくさんのものを
少し下ろした瞬間だったのかもしれません

しかし

この翌日

高橋克典さんの姿は
撮影現場にありました

なぜ?

次回に続きます

 

明日は中井さんにバトンを渡します

 

©2022「20歳のソウル」製作委員会