皆さんこんにちは!
「20歳のソウル」助監督チーフを務めました、俳優の宮下涼太です!
今日は、昨年市船の吹奏楽部が出場したマーチングコンテスにまつわるお話をしたいと思います。
昨年の市船はマーチングコンテストで全国大会出場という素晴らしい成績をおさめています。
しかし、その裏にはあるドラマがありました。
ある日、僕は中井さんから電話を受け
重大なミッションを授かりました。
それは市船吹奏楽部の合宿へお伺いして、取材をしてくるというものでした。
市船吹奏楽部が合宿をしていた場所は、中井さん主宰の“モザイク東京”の映画
「夕陽が沈んだら僕は」でロケをした場所のすぐ近くでした。
なんか縁があるなぁ、と思いながら市船が練習している体育館につくと
高橋先生が笑顔で迎えてくださいました!
この日は東関東マーチングコンテストの本番前日で
体育館では吹奏楽部の皆さんが練習に励んでいました。
宮下:先生、明日は本番ですが、今回はマーチングの練習ってどのくらいの期間できたんですか?
先生:今回は今日で5日目!
宮下:え、5日ですか!?
先生:そう。コンクールの時もだけど、生徒たちは焦りを通り越して悟りをひらいたね!(笑)
なんと、市船の吹奏楽部はコロナの影響もあり、マーチングコンテストの練習がほとんどできていなかったのです。
しかしそのような状況でも、本当に皆さん楽しそうに練習をしていました。
実は、9月に行われた東関東吹奏楽コンクールも市船は当日のみの練習でコンクールに臨んでいました。
きっといろんな思いがありながらも、みんなでまた部活をできることが本当にうれしかったのではないでしょうか。
当時の市船吹奏楽部部長の近藤咲月さんです。
あまり練習ができていない中でも決して笑顔を絶やさない近藤さん。
「こうして部活が出来ていることが幸せなことだし、明日はみんなで乗り越えたいです」
と力強く話してくれました!
「20歳のソウル」の撮影の時も
近藤さんが部をまとめてくださったおかげで、撮影がスムーズに進みました。
本当にありがとうございました。
こちらは、前日の通し稽古の様子です。
数々の逆境を乗り越えた市船吹奏楽部!
昨年の東関東マーチングコンテストの結果はなんと金賞!
全日本マーチングコンテストへ出場しています!
全日本マーチングコンテストの時の様子はまた明日お話したいと思います!
本日もご覧いただき、誠にありがとうございました!
©2022「20歳のソウル」製作委員会