皆さんこんにちは!
「20歳のソウル」でチーフ助監督を務めました、俳優の宮下涼太です!
今回はロケ地となった、音楽ホールについてお話しようと思います。
「20歳のソウル」において
コンクール・定期演奏会のシーンは、音楽ホールを使用しました。
これらのシーンは多くのエキストラの方々にご協力を頂いたシーンで
映画の見所の一つとなっています。
当初、コンクール・定期演奏会のシーンはいずれも、船橋市民文化ホールで撮影予定でした。
船橋市民文化ホールでのコンクールのシーンは当初の予定通り撮影が進み、とても素敵なシーンとなりました。
しかし、
コンクールのシーンは、船橋市民文化ホールで撮影が出来たものの
定期演奏会のシーンは
コンクールのシーンと同じ会場を使用することが懸念されたことや
コロナの状況などを考え日程の変更が必要でした。
なんとか予定撮影期間内にロケをするべく手を尽くしたところ
撮影期間と俳優のスケジュールが奇跡的に合致した一日がありました。
しかも場所は千葉県文化会館。
『千葉県文化会館は吹奏楽の聖地』
という言葉を高橋先生から伺っていた制作の松田さんは
なんとか成立させたいと考えました。
しかし撮影目前の調整となってしまいます。
監督に相談したところ、監督も松田さんと同じ思いをお持ちでした。
結果、
定期演奏会のシーンは千葉県文化会館で撮影することが決まりました。
しかし撮影の日は目の前で
コロナに最大の注意をしながら500人以上のエキストラを集めなくてはいけません。
市船吹奏楽部の保護者会の方々や関係者の皆様のご協力もあり、
約150人が集まって頂けることとなっていました。
しかし、まだ倍以上のエキストラが必要でした。
何とか撮影を成立させたい松田さんは
四方八方に手を尽くしたそうです。
そして
松田さんがお付き合いのあった『よさこい柏紅塾』の代表にお話ししたところ、
高橋先生ともご縁のある千葉よさこい連絡協議会
『CHIよREN北天魁(ちよれんほくてんかい)』の方々をご紹介いただきました。
松田さんが直接相談に行き
この映画にかけるみんなの想いをお伝えすると
「なんとかできることをします!」
とおっしゃってくださいました。
そして、千葉県文化会館の撮影当日
『CHIよREN北天魁』からは関係者の方々も含め、延べ250人以上の方々が参加してくださり
最終的には、計500人以上もの方々が集まってくださいました。
市船吹奏楽部関係者の方々、『CHIよREN北天魁』の方々、
たくさんの方々のご協力のおかげで
定期演奏会のシーンも本当に壮大なシーンとなりました。
本当にありがとうございました。
たくさんの想いが詰まった音楽ホールのシーン、
是非ご注目ください!
本日もご覧いただき誠にありがとうございました!
©2022「20歳のソウル」製作委員会