『20歳のソウル』Production Notes

2022.03.16
最新情報
野球場シーンの裏側 その3

皆さんこんにちは!

「20歳のソウル」でチーフ助監督を務めました、俳優の宮下涼太です。

 

 

ここまで、

野球場シーンの小道具がどのように集められたか、

野球のユニフォームがどのように使用許可がおりたか、

そして対戦相手となる高校にどのように交渉したのかを

ご紹介してきました。

まだ読んでいない方は、ぜひご覧ください!

 

今回は、野球部の選手・スタンドの応援している観客などの

実際の撮影シーンのメンバーをどのように集めたのか、

引き続き、松谷さんにお話を聞いていきたいと思います!

 

 

宮下

「今日は、野球場のシーンの選手やスタンドの方々が、どのように集められたのか教えてもらえますか?」

 

松谷

「まず、野球部の選手に関してはユニフォームは使用許可が出たのですが、実際の高校野球部の選手は出演することができませんでした。

なので、市船や学館船橋の野球部のOBの方々に協力して頂きました。」

 

宮下

「そうだったね。スタンドにいる部員も結構な人数が必要だったよね。」

 

松谷

「そうですね。スタンドも野球部員だけで50人近く必要でした。」

 

宮下

「その部員たちはどうやって集めていったの?」

 

松谷

「最初はSNSを使っていろんな大学の野球サークルに声をかけていったんですけど、なかなか出演してくれるところが見つからなくて...」

 

宮下

「そうだったんだね。」

 

松谷

「そこで監督からある方を紹介して頂いて、その方から大学のサークルや関東地区大学準硬式野球連盟を紹介して頂きました。」

 

宮下

「関東地区大学準硬式野球連盟にも交渉に行ってたよね。」

 

松谷

「はい。関東地区大学準硬式野球連盟の理事長の方にお会いしました。」

 

宮下

「なかなかそんな機会ないよね!」

 

松谷

「そうですね!

そしたら理事長の方も20歳のソウルの原作本を読んでくださっていたんですよ!

"感動しました!是非協力させてください!"と言ってくださって!

本当にありがたかったですね!」

 

宮下

「そうなんだ!本当に色んな方が協力してくれたよね。

ところで、ここが一番大変だったみたいなのってあるかな?」

 

松谷

「鉢巻坊主ですかね(笑)」

 

宮下

「鉢巻坊主?(笑)」

 

松谷

「市船の野球応援のYouTubeとか見ると、坊主頭で鉢巻をして応援してる部員が数名いるんですよ。

でもなかなか坊主頭の人が見つからなくて(汗)」

 

宮下

「そうだったね。危うく俺たち坊主にするところだったよね(笑)」

 

松谷

「はい(笑)

自分とタクさん(スタイリスト助手の橋谷さん)とみやしーさんが坊主にするって話もありましたもんね(笑)」

 

宮下

「でもなんとか集まったんだね。」

 

松谷

「はい。

スポーツ系専門のエキストラ会社も当たってみたんですけど、人数も必要だったのもあって結構な金額で(汗)

そこは最終手段にしようという話になって、好太郎さん(制作の松田さん)の知り合いの方に当たってもらったり自分の知り合いとか色々当たって、色んな方に協力してもらいました。」

 

宮下

「そうだったね。観客は市船の関係者の皆さんが協力してくれたり、伊藤さん(助監督)が募集したりしてくれて結構集まって頂けたよね。」

 

松谷

「そうでしたね!

ご協力いただいた皆様に、本当に感謝です。」

 

 

このようにたくさんの方々のご協力のもと

集めるのが難しかった野球部の選手やスタンドの観客を、

目標人数まで集めることができました!

 

明日は撮影当日の様子をお届けしたいと思います!

お楽しみに!

 

 

本日もご覧頂き、誠にありがとうございました!

©2022「20歳のソウル」製作委員会