『20歳のソウル』Production Notes

2022.04.13
最新情報
スタイリストチームと衣装について

皆さんこんにちは!

「20歳のソウル」でチーフ助監督を務めました、俳優の宮下涼太です。

 

「20歳のソウル」公開まで約1ヶ月半となりました!

最近は試写も増えており、僕も会場に伺わせていただくことがあります。

早くたくさんの皆さんに見て頂きたいなと、公開日が待ちきれない気持ちです!

 

 

さて、本日はまた「20歳のソウル」の撮影時のお話をしようと思います!

今日お話するのはスタイリストチームと衣装についてです!

 

今回、映画「20歳のソウル」では、スタイリストの横尾早織さんとアシスタントの橋谷拓玖さんが参加してくださいました!

 

 

橋谷さんは以前から何度もプロダクションノートでお話していますが

横尾さんは今回初登場です!

横尾さんと秋山監督はなんと15年来の付き合いなんだとか!

 

今回、衣装に関してお話しすると

時間の流れが何年にも渡っているため、相当な衣装の数になっています。

それに野球シーン、音楽ホールのシーンなど、キャストが一度にたくさん出てくるシーンが多くあります。

それを2人で回すのは相当ハードだったと思います。

 

 

僕も横尾さんとは秋山監督の作品で何度もご一緒させてもらっていますが、本当に責任感の強い方です。

今回の「20歳のソウル」でも、その責任感の強さを発揮していました。

衣装、メイクチームはキャストの支度があるため朝が早いです。

それでも、撮影が終わってから横尾さんと橋谷さんは毎日のように遅くまでスタッフルームで打ち合わせをして、次の日に臨んでいました。

 

 

 

そして、衣装のこだわりも本当にすごいです!

一つ例を挙げると、

今回の神尾さんが着た衣装

実は横尾さんはあらかじめ浅野大義さんの好きなブランドなどを調べてから選んでいます。

 

脚本の中井さん情報では

ご家族やお友達が、神尾さんの姿を見て「大義かと思った」と思わずおっしゃることが、現場でも試写でも何度もあったそうですが、横尾さんと橋谷さんは、かなり大義さんのスタイリングを研究していたそうです!

 

また、衣装に対するこだわりは橋谷さんにも共通しています。

以前、橋谷さんに

スタイリストとしている時は現場でどんなことを考えているのか聞いたことがあります。

すると、

スタイリストとしている時はそのキャストの背格好や体型などを見て、全体のバランスや同じ服でもどういう着方をするのがその俳優が一番良く見えるのか、また台本を読んだ時の役柄をふまえてスタイリングしている

とのことでした。

衣装だけではなく、キャストありきのスタイリングを考えている。

普段、俳優として活動している橋谷さんならではの視点なのではないかと思います。

 

そんな責任感が強く、衣装に対して誰よりもこだわりを持つお2人のおかげで

「20歳のソウル」の衣装は成り立っています!

 

 

また今回は、是非注目してほしい衣装をご紹介します!完全に個人的な意見ですのでご了承ください(笑)

 

それは、ヨサコイ、音楽コンクール、吹劇の衣装です!

この3つの衣装は市船吹奏楽部独自の衣装です!

 

ヨサコイ、音楽コンクールの衣装は、

どちらも青を基調としていて、すごくかっこいいです!

また吹劇の衣装は、卒業生が以前使っていた衣装をお借りして、後輩たちが撮影で着用しています!

 

これらの衣装を準備するにあたり、保護者会の皆様に大変お世話になりました。

ヨサコイやコンクールの衣装をキャスト用に発注して頂いたり、足りないものや直しが必要なものなども必要に応じて対応してくださいました。

また、天候などによる急なスケジュール変更にも臨機応変に対応してくださいました。

本当にありがとうございました。

 

 

今日はスタイリストチームと衣装についてお話ししました!

こだわりの詰まった「20歳のソウル」の衣装!

是非ご注目ください!

 

本日もご覧いただき、誠にありがとうございました!

 

©2022「20歳のソウル」製作委員会