『20歳のソウル』Production Notes

2022.02.01
最新情報
神尾楓珠トロンボーンに挑む(前編)

「20歳のソウル」
監督の秋山です

神尾楓珠くんの
トロンボーンレッスンについて

前後編に分けて
書きたいと思います

浅野大義くんは
市船吹奏楽部の
トロンボーン奏者でした

トロンボーンを構えた姿は
惚れ惚れするくらいカッコよく
ビシッと決まっています
主演、神尾楓珠くんは
大義くんを演じる以上
トロンボーンを
華麗に操らなければならない…
クランクイン前
音楽チームを組んで
神尾楓珠くん
楽器練習の日々が始まりました
トロンボーンは
ピアノのように鍵盤は無いし
ギターのようにフレットも無い
ヴァイオリンなどと同じく
音程を操るには
身体で覚えるしかありません
しかも
大義くんが作曲した「市船ソウル」は
高速でスライド菅を動かす必要があります
もともと難しい楽器だけに
綺麗な音を出すところまでは
なかなか難しいとしても
スライド管の位置は
正確にプレイして欲しい
手元吹き替えは
やりたくなかったので
そのリクエストに応えるため
神尾楓珠くんと
日々向き合い
トロンボーン指導をして下さったのが
ヤマハミュージックジャパンの
佐野剛史さんをリーダーとする
楽器指導チーム
トロンボーン指導は
藤下宗一郎先生をメインに
徹底的なレッスンが行われました
佐野さんの指導のもと
まずは
ピカピカの
トロンボーンと初対面
パーツに分かれて収納されているため
組み立てるところから始めるのですね
真剣な表情で
トロンボーンと向き合う
神尾楓珠くん
もちろん
音は出ませんが
その立ち姿
市船吹奏楽部の
高橋健一先生に
見ていただきました
先生のリアクションは?
(厳しい先生なのです)
「スッゲー、カッコいい‼️」
「大義が構えてるみたいだ」
最大限の褒め言葉をいただき
神尾楓珠くん
トロンボーンレッスンの日々がスタートしました
もちろん
神尾楓珠くんに
トロンボーンは
お持ち帰りいただき
いつも側に
置いて練習していただきました
そして
忙しいスケジュールの中
ヤマハのスタジオに
週に何度も通って
レッスンを続けた結果
1か月後は
なんと⁉️
ここで
後編に続きます

©2022「20歳のソウル」製作委員会