皆さん、こんにちは。
中井由梨子です。
昨日27日、千葉ZOZOマリンスタジアムにて高校野球千葉大会決勝が行われました。
市立船橋 対 木更津総合
26日の因縁対決の日、雨と風が吹き荒れ、10時開始から1時間、2時間…と待って、結果は順延。スタンドで待ち続けた私たちも「え~!」と声を上げましたが、両校の選手たちは粛々と今日のために準備をし、快晴の空の下、決勝が行われました。
結果は、もう皆様もよくご存知かと思います。
市立船橋高校野球部が、15年ぶりの甲子園出場を決めました!!!
素晴らしいです。
まさか、映画公開の年に、甲子園に行けるなんて。
当初「そうなったら凄いね」と冗談まじりに話していたことが、まさか現実となるなんて。
市船soulの音色が響き渡るたびに得点が入り、終始鳥肌が立っていました。
私が2017年に取材を始めた時、市船は準々決勝で木更津総合高校とあたり、7回コールドで敗退しました。その時の、野球部、吹部、ダンス部の呆然とした表情、涙、肩を落として帰る姿が忘れられません。
木更津総合は、言わずと知れた強豪校。昨日の試合も、得点されてもすぐに必ず巻き返し、常にプレッシャーのかかる、圧巻の試合展開でした。
木更津総合高校野球部の皆様の想い、ナイスプレーに力一杯の拍手を送ります。
けれど…今年は。
市船soulを甲子園で聞きたかった。
本当に、本当におめでとうございます!!!
スタンドには、浅野大義くんのお母様、桂子さんとおじい様の忠義さん、妹の千鶴さん、元恋人だった愛来さん、そして高橋健一先生もいらしていました。
大義くんのお母様は、「声が出せないから」と市船soulの掛け声団扇を手作りしての参戦!凄いです。
映画の中で、尾野真千子さんが演じたお母様の応援のシーンで、市船soulに合わせて踊りながら声援を送るところがあり、「本当にあんなに凄い応援するんですか?」と聞かれたこともあるのですが、桂子さんは本当に、あそこまでやります(笑)昨日も炎天下の中、ずっと踊りまくっていらして、私のほうがギブアップするほどでした……。
妹の千鶴さんは、大義くんのトロンボーン「ロナウド」をスタンドに連れてきていました。
そのロナウドを、大義くんの後輩であり、今は副顧問の中島咲紀先生が8回表、2アウトから吹くことになり、その光景を目にした私はグッと胸に迫るものがありました。
ロナウドの音色が、6年ぶりにスタンドに響きました。
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映画を飛び越えて、現実にこれほどのドラマを作ってしまう市船と、大義くん。
このドラマがどこまで続くのか、私もまだまだ追いかけていきたいと思います!
次は甲子園です!!!
そして、毎週発信しているスピンオフ「斗真の物語」④も更新いたしました。
『20歳のソウル』第一稿をもとにした佐伯斗真のスピンオフで、映画用に作った斗真の裏設定を元に描いたストーリーですので、こちらの小説に登場する人物・エピソードは、中井由梨子が創作した架空の人物・物語であり、実在の人物、市船とは全く関係のないフィクションです。
最近は、大義くんなのか神尾楓珠さんなのか、斗真なのか佐野晶哉さんなのか、どちらか分からないくらいに混ざった人物としてインスピレーションをもらって、楽しんで書いています。皆様にも楽しんでいただけたら幸いです。そして、甲子園へ向かう夏、まだまだ映画の上映は続きます。
どうぞ劇場へ足をお運びください!
ただいま、絶賛上映中「20歳のソウル」引き続き劇場でお待ちしております!
©2022「20歳のソウル」製作委員会