『20歳のソウル』Production Notes

2022.03.04
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若林時英くん

20歳のソウル

監督の秋山です

 

大義くんの

高校時代の友人

洋一を演じているのが

若林時英くん

 

市船吹奏楽部の

ユーフォニウム奏者として

神尾楓珠くん

佐野晶哉くん

前田航基くんと

仲良し四人組として

確かな存在感を示してくれました

 

 

初めて触れるという

ユーフォニウムの練習に

3ヶ月間

ヤマハのスタジオに通い

 

難しい楽器を

自分のものとした

ど根性男です

 

現場でも

よく話す機会があったのですが

 

若い頃(今も若いですが)

かなり

やんちゃだったそうで

 

雪駄を履いて大事なパーティーに行って

大目玉を食らった話など

なんだか

若い頃の自分を見ているようで…

 

時英くんが

お世話になった人として

高橋努くんの名前が出てきたり

(ドラマ、「陽はまた昇る」で、佐藤浩市さん演じる警察学校教官の下、チームをまとめる教場長の役で、僕もお世話になりました。面倒見がよくて、最高の男、俳優です)

 

不思議な縁を感じました

 

実は

人一倍真面目なところにも

会った時から気づいていました

 

自分の撮影が無い日でも

現場にやって来ては

録音部の戸部さんの後ろに座り

 

目立たないように注意して

佐藤浩市さんや

尾野真千子さんの芝居を見学

 

 

クランクアップのロケとなった

 

164人による

告別式での市船ソウル

演奏シーン

前日にも

 

ヤマハに通い

ユーフォニウムの稽古をしたそうです

 

 

時英くんの

日々の努力は

 

映画にきちんと

刻み込まれたと思います

 

 

おっちょこちょいで

優しくて

涙もろくて

熱い男

洋一は

 

時英くんにしか

演じられない

素敵な男でした

 

©2022「20歳のソウル」製作委員会