こんにちは!
中井由梨子です。
2022年4月1日(金)からムビチケ全国発売(劇場&オンライン)が開始されます☆
すでに、先行販売として、船橋をはじめとする各所で販売させていただきましたが、まだです、という全国の皆様には大変お待たせしました。
中井自身、あまり「ムビチケ」といった形で購入することはないのですが、今回は自分でも購入してみようと思っています。
また、本日からマスコミの皆様に向けた試写会も始まり、本当に公開までのカウントダウンが始まりました!
公開まであと58日!!
引き続き、公式HPやTwitterからの情報をお待ちください!
全国でのムビチケ販売の知らせを聞いて、やはり思い出すのは、ロケ現場でのすべての人々の誠心誠意です。
去年の今頃、秋山組はロケの真っ最中。
俳優部、スタッフたちは大奮闘しておりました。
「20歳のソウル」には、たくさんの舞台が登場します。
市立船橋高校。
浅野家。
野球場。
船橋の街。
海。
大義くんが通った病院。
そして、コンサートホール。
野球場やコンサートホールにはたくさんのエキストラの皆様(コロナ禍のため吹奏楽部保護者会や後援会、ボランティアに多大なご協力をいただきました)。
ただでさえ、この規模の撮影には時間がかかります。
しかし時はコロナ禍。
緊急事態宣言がやっと明けたものの、感染状況は思わしくなく、いつまた発令されるか、私たちは毎日ヒヤヒヤしながら、ニュースを見ていました。
発令されれば、部活はストップ。
もちろん、吹部の皆さんに出演していただくことはできません。
かといって、ズルズルと延期してしまったら、絶対に仕上がらないだろうと思っていました。
あの時期(今もまだ続いていますが)「20歳のソウル」だけではなく、多くの現場が止まったり延期したり、作品がとん挫したり…。本当に大変でしたよね。
そんな中、どうしてもロケを止めるわけにはいかないと、私たちは慎重に慎重に、走り続けました。
秋山純監督の座右の銘として、とても好きな言葉があります。
「晴れた日には晴れの絵を、雨に日には雨の絵を」
決してお天気には逆らわない。
晴れたならその日に晴れのシーンを録り、雨が降ったならその日に屋内を撮影する。
これにより、スケジュールは大きく変動することもあります。
一日のスケジュールを変更することはとてもとても大変なこと。
しかし、この期間で、絶対に撮り終えたいという信念で、すべての俳優部、スタッフの皆様がその意向に協力してくださいました。
かなり、かなり、大変だったと思います(笑)
それでも監督を信じて、作品の力を信じて、日々尽力くださったすべての関係者の皆様には感謝しかありません。
晴れた空にはいつもVサインの雲。
秋山監督が「大義くんがピースしているみたい」と表現されていた雲。
間違いなく、すべてのロケ現場を大義くんは見守ってくれていました。
こうして、奇跡的にロケは終わりました。
一日も撮りこぼさず、コロナの感染者も出さずに、予備の撮影日すら使わずに。
「映画のために」と万難を排して関わってくださった皆様に、ただただ、ありがとうございます、の言葉しかありません。
監督のこだわりがもう一つ。
「桜が美しい日には、桜の絵を」
昨年の春に、満開に咲き誇っていた、船橋の美しい桜がスクリーンいっぱいに広がる日が、もうすぐです。
©2022「20歳のソウル」製作委員会