皆さんこんにちは!
映画「20歳のソウル」でチーフ助監督を務めました、俳優の宮下涼太です!
前回、僕の投稿(1/29)では市船のことについてお話ししましたが、もう少しお話ししようと思います。
市船では学年ごとに
・青ジャージ
・赤ジャージ
・緑ジャージ
の3色に分けられ
それぞれ、
・青ジャ(あおじゃ)
・赤ジャ(あかじゃ)
・緑ジャ(みどじゃ)
と呼んでいます。
主人公の浅野大義さんは赤ジャの代でした!
(映画内でもこのジャージは衣装としてたくさん登場してきますので楽しみにしていてください!)
実は、この市船ジャージ
僕らも持っています!
ジャーン!
この赤ジャ、撮影に入る前に
「市船で撮影するんだから、僕たちも市船の皆さんと心を一つにしなきゃだめだ!」
と言って、秋山監督から僕たちスタッフにプレゼントしていただきました!
監督の粋な計らいに感謝です!!
※撮影時の写真
今でもこの赤ジャは、ことあるごとに着させていただいています!
いつか皆さんとも、赤ジャを着てお会いしたいです!
また前回は、市船の驚くべき施設(第3体育館)について触れました。
しかし、大義さんが在学していたころ、まだこの施設は完成していませんでした。
そのため、当時の吹奏楽部は音楽室で活動していたそう!
当時、壁には防音のためにこのような紙の卵パックがぎっしりだったそうです!
この音楽室で初めて皆さんの演奏を聴いたときも、その迫力に度肝を抜かれました!
市船の音楽室は、実は4階にあります。
エレベーターはありません!
そのため、音楽室での演奏シーンで使用する楽器はすべて階段の上り下りで運びます。
市船の吹奏楽部の皆さんは音楽室での撮影のたびに何度も何度も楽器の運搬をしてくださりました。
音楽室でのシーンに限ったことではありませんが、皆さんのご協力に本当に感謝です。
そして、これはスタッフ側も同じです。
撮影で使用するカメラ機材や照明機材はかなりの量があります!
撮影時は、技術部の方々は階段を重い機材を持って4階まで運びます。
僕も照明さんの機材の運び出しをお手伝いさせてもらったことがありますが、4階まで何往復もするのは正直かなり足腰にきました。(笑)
みんなで汗水流して撮影した音楽室のシーンにも是非ご注目を!
そして音楽室の隣には音楽準備室があります。
当時飾られていた写真などはすでに第3体育館へと移動され
現在、高橋先生はあまり音楽準備室を使用していないとのことでした。
しかし、撮影時は当時のように、音楽準備室も装飾さんが丁寧に飾り付けをし、壁にはたくさんの写真を並べてくれました。
音楽準備室は、多くのシーンで出てきます!
是非映画でチェックしてください!
今回は前回に引き続き、市船についてお話ししました!
映画「20歳のソウル」を観ていただいた際は
こんな裏話もあったなぁ、なんて観ていただけたら嬉しいです!
次回は秋山監督が神尾楓珠さんの楽器練習について綴ります!
どうぞお楽しみに!
本日もご覧いただき、誠にありがとうございました!
©2022「20歳のソウル」製作委員会