『20歳のソウル』Production Notes

2022.04.10
最新情報
市船の吹劇について

こんにちは。
中井由梨子です!

今日は待ちに待った市船吹奏楽部によるスプリングコンサートです。

こちらでは市船吹部オリジナルの「吹劇」がご覧になれます。
今回の演目は、2021年12月の定期演奏会で上演された「桃太郎」が再演されるそうです!

 

歌って踊れる吹奏楽部、市船の真骨頂。

「桃太郎」は原点回帰ということで、第一回目の吹劇のテーマだったそうです。私は12月拝見しましたが、桃太郎が経験する正義と勇気、そして誘惑に打ち勝つ物語に、市船吹奏楽部のスピリッツを深く感じました。

高橋先生から発せられる子どもたちへのお話には「自分」という言葉がたくさん出てきます。向き合うのは相手ではなく常に自分自身。その先生の教えが何より表れるのがこの「吹劇」だと思っています。

原作にも書かせていただきましたが、映画でも、大義くんが定期演奏会で「吹劇 ひこうき雲」を見たエピソードを最初に伺ってから、私にとって吹劇は特別なものになりました。

しかし、映画化の脚本を手掛ける際、この吹劇についてを描くかどうか、製作陣と何度も話し合いました。吹奏楽部なのに歌ったり踊ったり(ダンスはかなりレベルが高いです)

そのシーンを描くには、吹劇がどんなものかを説明しなければならない、けれど時間の制約もある・・とても悩みました。

けれどやはり、大義くんが最後に見た「ひこうき雲」描かずして大義くんは語れないと思い、入れさせていただきました。

そのシーン、ぜひ映画でご覧いただきたいです。

そして!

吹劇といえば、振付と演出をご担当されている三森渚先生の存在なしには語れません!三森先生の独創的な振付で、生徒さんの生き生きとした表現が生まれています。

なんと、三森先生は映画にもご出演なさっています!!ぜひ見つけてみてください⭐︎

さぁ、いよいよ本番当日です!
習志野文化ホールでお会いしましょう。

https://linevoom.line.me/post/_ddfSOUpCkbuYl7JzPr65QTrSUyd0PRObjGo5UZU/1164947320205419739

©2022「20歳のソウル」製作委員会