20歳のソウル
監督の秋山です
20歳のソウルは
ちょうど一年前の
3月19日
大義くんの誕生日に
クランクインをしました
クランクイン時点では
まだ
緊急事態宣言が
発令されていたこともあり
(2日後に解除)
感染対策を徹底的に講じて
ロケを行いました
エキストラや学生の皆さんに
参加していただくロケ
学校内のロケは
解除後としたため
まず
ロケセット「浅野家」での
撮影で
クランクインすることに決めました
この
大義くんの部屋や
浅野家リビング
装飾(飾り)には
リアルな大義くんの持ち物や
楽譜、ノート、ポスター、写真など
宝物のような物たちを
お借りしました
室内のシーンでもあり
天候に関わらず撮影をしたい
また
貴重な物を飾るため
リスクを避けて
出来ることなら
物の移動を最小限にしたい
一か月飾りっぱなしにしたい
市船からの距離も
出来れば近く
ハードルが高い
ロケセット
探し続けていた場所は
まさかとしか言えない
身近なところにありました
「市船から近い、一軒家で、
一階リビングにピアノを置けて
二階に、大義くんの部屋を飾れる場所
階段から廊下の芝居もあり
メイク場所、待機場所も近くにあり
密にならない撮影が可能
雨降らしや、暗幕処理が可能」
ロケをしたことがある方なら
この条件が
どれだけシビアか
わかると思います
そんなロケセットあるわけない?
あったのです
探し続けていた
ロケハンの日々
記録(スクリプター)として参加してくれていた
俳優の吉木遼が
言いました
吉木遼は
2014年、藤井道人監督・島田荘司原作『幻肢』で主演デビューした俳優です
「僕の実家
一軒家で
いま親が二人で住んでいて
千葉にありますが
一階リビングにYAMAHAのピアノがあって
二階の僕の部屋は空いてますよ」
まさか??
「遼くん、すぐに動画撮影してきて」
その夜
遼くんから送られて来た動画を見て
我々はひっくり返りました
「まさか…浅野家とそっくりだ…」
20歳のソウル
たくさんのミラクルがありましたが
浅野家ロケセットが見つかった時も
みんなで
神様に感謝した
ミラクルの瞬間でした
ロケハンの様子です
遼くんのお父様、お母様
ありがとうございました
↓
明日に続きます
©2022「20歳のソウル」製作委員会