『20歳のソウル』Production Notes

アーカイブ:2022年5月
2022.05.11
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皆さん、こんにちは。

中井由梨子です。

 

昨夜、有楽町朝日ホールにて、「20歳の特別試写会」が開催されました。

 

 

会場にはたくさんの20歳のお客様。

 

 

ステージには大義くん役を務めた20歳の先輩である神尾楓珠さん、20歳になったばかりの佐野晶哉さん、池田朱那さん。さらに20歳の大先輩、佐藤浩市さん、秋山純監督が登壇致しました。

 

 

皆さん、20歳だけあって、客席の空気感が若さに溢れていました。20歳の質問コーナーでは、ご登壇の皆さんが、会場からの質問に丁寧に答えていらして、私も思わず自分が20歳の頃のことを思い出しました(笑)

 

 

終演後、ロビーで話しかけてくださった皆様、ありがとうございます!

 

あの時の大義くんと同じ歳の皆さまが、この映画をどんな風に感じられたのか、とても気になりますが、お話されている皆さんのキラキラした瞳を見ると、大義くんの物語を通して、何か少しでもお届けできているのかな、と思っています。

 

ぜひご覧になった皆様、ご自身のSNSなどで#20歳のソウルをつけてご感想お聞かせください!

 

 

 

そして今日は、24日から始まる船橋市民ギャラリーでの映画公開記念展示会の映像撮影がありました。秋山監督と共にコメントを収録させていただきました!

 

監督も私も、ちょっと緊張。笑

 

 

出演者の皆さんのコメントも会場で流れるようですので、会期中はぜひ船橋まで足をお運びください!

 

公開まであと16日!

 

2022.05.10
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皆さんこんにちは!

「20歳のソウル」でチーフ助監督を務めました、俳優の宮下涼太です。

 

 

以前、美術部の方々が作ってくださった素敵な小道具についてご紹介致しましたが

本日も思い入れのある小道具や劇中で使用されている小道具についてご紹介したいと思います!

 

 

まずはこちらの小道具から!

 

 

こちらの小道具は美術部の方と助監督の伊藤さんが、実物を参考に相談をしながら作成してくれました!

「おめでとう」の綺麗な文字は伊藤さんが書いてくれました!

こちらはまだ途中段階の写真ではありますが、今回、助監督が小道具作成を行った数少ないものの中の一つなので僕の記憶にも色濃く残っています。

 

 

続いてはこちら!

 

 

こちらは音楽室の指揮台の後ろ側に飾ってあります!

当時、市船吹奏楽部では音楽室の壁に次の行事までのカウントダウンを書いたイラストを貼っていたそうです!

 

映画では、シーンごとに日付の設定を考えています。

伊藤さんが当時のイベントの日程を調べ上げ、それを参考に美術部の方々が作成してくれています。

シーンごとに日付が違うので、このようなカウントダウンのイラストをいくつも作成してもらい、シーンごとに別のものに貼り替えながら撮影をしていました!

 

 

そして最後はこちらです!

 

 

こちらは映画で登場するマーチングの楽譜です!

僕たち助監督には音楽に詳しい人がいませんでした。

しかもこちらの楽譜もとても重要なシーンで出てきます。

どうしようかと頭を悩ませている時に

俳優部の音楽指導を担当していたYAMAHAさんに相談すると、

楽譜の作成を快く引き受けてくださいました。

 

台本を読んで、どんなものが良いのかを考えてくださったり

こちらがイメージしているものをお伝えすると

こうしたら良いと思いますよ

とアドバイスを頂き、書き上げて頂きました。

 

こちらの楽譜はA3の五線紙4枚にもわたって作成して頂きました。

 

ちなみに4枚目はこんな感じになっています。

 

 

映画を観て頂けたら、なぜこのような楽譜なのかがわかると思います。

とてもリアルで、丁寧に仕上げて頂きました。

誠にありがとうございました。

 

 

本日は、映画に出てくる小道具の中で、僕らも作成に携わらせて頂いたり、思い入れのあるものをご紹介させて頂きました!

映画の中に出てくる細かな小道具一つ一つに注目するのはなかなか難しいかもしれませんが、

「こんなのもあったんだ!」

なんて発見して頂けたら、とても嬉しく思います!

 

 

本日もご覧頂き、誠にありがとうございました!

 

2022.05.09
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皆さん、こんにちは。

中井由梨子です。

 

 

だんだん暖かくなってきて、見上げる陽射しにも夏を感じるようになってきましたね。

今年のゴールデンウィークは2年ぶりに規制が緩和されたお休みでした。

 

皆さん、どんなふうに過ごされましたか?

 

 

映画「20歳のソウル」チームは27日の公開に向けて、全力で準備と宣伝活動を行っています!

これからもどんどん公式ホームページやSNSで情報を発信していきますね☆

チェックしてください。

 

 

市船の野球部が28年ぶりに関東大会出場を果たし、いよいよ県外で初の『市船soul』が聞けることとなりました!

市船吹奏楽部、そしてダンス部が応援に駆けつけるそうです!

 

コロナ禍で2年間、スタンドで応援が出来ない中、今年の3年生たちは初めて、生での応援演奏をすることになります。

本当に楽しみですね!もちろん秋山組も、スタンドに応援に行く予定です。

 

 

そんな市船野球部と共に、今回の映画を助けてくださったのが東京学館船橋高等学校野球部の皆さんです!

 

http://www.togaku.sakura.ne.jp/kantoku.html?msclkid=b6dbc702ced611ec9aadc799d033bbeb

 

映画では、大義くんが卒業後、トロンボーンを持って応援に駆けつけ、後輩たちと一緒に『市船soul』を演奏したという実際のエピソードをもとに、当時の準々決勝を描いています。

その相手役として手を挙げてくださったのが、2016年の準々決勝で実際に対戦した東京学館船橋の野球部でした。

 

 

今回、映画史上初、公式ユニフォームでの出演に許可をいただいており、市船は本物を着用しておりましたので、やはり対戦相手も本物の公式ユニフォームを着てくださる学校に出演いただきたかったんです。

しかしながら、この試合では市船が勝利したため、敗北するチームを演じていただかなくてはならないので、その役割を引き受けてくださる学校はなかなか見つかりませんでした。

 

 

私達が困っていた時、学館船橋さんが手を挙げてくださっている、との連絡をいただきました。

 

 

実際にお会いしてお話をさせていただくと、野球部の黒川敏行監督は「市船がヒーローならこっちはヒールだ」と快く引き受けてくださいました。

 

 

試合ですから、必ず勝ち負けはある。

けれど、大切なのはそこに向かうまでの一球一球のプレーです。

黒川監督のご快諾は、私たちの撮影への士気をぐっと高めるものでした。

 

 

学館船橋さんが対戦相手役を引き受けてくださったことにより、スタンドでの応援シーンは実際の中継かと見紛う程リアリティ溢れるシーンとなりました。

 

 

選手役を演じてくださったのは、学館船橋野球部のOBさんたち。

もちろんユニフォームは市船同様、公式ユニフォームをお借りしました。

 

 

1シーン1シーン、細かく区切りながら撮影が続きましたが、グランドでは、まるで本物の試合の時のように熱く燃えてプレーしてくださいました。

本当にありがとうございました。

 

 

試写会にて、東京学館船橋野球部の黒川監督と、市船野球部の海上監督です。

 

 

切磋琢磨するライバルである両校、これから夏に向けて、高校野球も盛り上がっていきます。

 

 

「20歳のソウル」と共に、野球部の皆さんにも声援をよろしくお願いします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022.05.08
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皆さんこんにちは!

「20歳のソウル」でチーフ助監督を務めました、俳優の宮下涼太です!

 

 

昨日で、ついにこのプロダクションノートも100回を迎えました。

見てくださっている皆様がいるから、ここまで続けることができています。

誠にありがとうございます。

 

 

さて、今日は僕が撮影中に愛用していたものについてご紹介したいと思います!

 

まずは僕が愛用していたバッグから!

 

 

こちら、通称”助監督バッグ”です!!!

 

通称もなにもそのままやん!

て、なりますね(笑)

勝手に僕が名付けました!(笑)

 

こちらのバッグ肩紐の部分が開くタイプになっています。

なので肩紐に養生テープやガムテープなどを吊るして持ち歩いていました。

 

 

はい、以上です!

 

 

おーい、これだけかーい!

って感じですね(笑)

 

現場では動き回ることが多かったので常に身軽でいることを意識していました!

そのため極力持ち物は少なくしていました!

 

とはいえこれだけじゃ…

て、なりますよね(笑)

 

ご安心ください!

今日は僕が1番大事にしていた、とっておきの物を紹介しちゃいます!!

 

 

それはこちらです!

 

 

そう!台本です!

 

当たり前でしょ!!!

と、ツッコみたくなった方もいるのではないでしょうか?

 

しかーし!

これはただの台本ではございません!

この台本は秋山監督が魂を込めて演出プランやカット割を書いた台本なんです!

 

中身はこんな感じになっています!

 

 

監督の頭の中で描いている演出プランが約120ページに渡ってびっしり書かれています!!

まさに宝物なのです!!!

 

 

準備の時からこれを見ながら準備をし、現場でも肌身離さず持ち歩いていました!

もう使い込みすぎてボロボロになってしまいましたが。(笑)

 

 

もはや付箋が付箋の意味をなしていません(笑)

逆に決定稿として頂いた台本は綺麗なまま、今も大切に保管しています。

 

 

 

僕だけではなくほとんど全てのスタッフがボロボロになるまで台本を読んでいるはずです。

 

俳優部もスタッフも作品にかける思いは同じ

心を込めて、必死に、ものつくりに臨んでいるのだと

スタッフを経験することで色んな角度から物事を見ることができました。

 

昨日のプロダクションノートでは

完成披露試写会で「20歳のソウル」を観ていただいた方からの熱いメッセージをご紹介させて頂きました。

 

5月10日には、20歳の特別試写会もございます。

観ていただいた方の数だけ、思いや感じ方があると思います。

 

「20歳のソウル」を観て、皆様が感じていただいたことを大切にしていただけたら

この作品に携わった者の1人として、とても嬉しく思います。

 

 

本日もご覧頂き、誠にありがとうございました。

 

 

2022.05.07
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皆さんこんにちは。

中井由梨子です。

 

5月に入り、本当に公開日が近づいてきましたね。このプロダクションノートでも、さらに映画のメイキングの様子をさらに充実してお伝えしつつ、公開までの宣伝活動の様子などもお伝えしていきます!!

さて、4月28日の完成披露試写会に映画の撮影時にご協力をいただいた方が観に来てくださり、感想をお寄せくださいました。

 

 

とても素敵なご感想でしたので、ご紹介させていただきたいと思います!

 

 

「”今”を懸命に生きれているのかなと今一度自分と向き合うことの大切さを教えてくれた作品で、涙が止まりませんでした…

 

何気なくすごしてる一分一秒も誰かにとっては願っても手に入らないものかもしれない、時間という無限にはないものを大事にしようと胸が熱くなりました。

生徒や先生、部活動の人間関係に悩んだり、思春期にしかない、まっすぐで複雑な感情は、大人になるに連れて向き合いづらくなったり忘れていく気がします。綺麗な言葉で置き換えようとしたり。

でも大義くんのどうしようもなくなって叫びながら走るシーンや、大義くんの強さが、野球部の友達、親友、お母さん、大義くんを囲む全ての人と、映画を観る人の日常の、もどかしさを吹き飛ばしてくれているように思いました。

 

私も体が弱かったり手術をした時、どうしてこんなに辛い思いをしなきゃいけないんだろうと大義くんと似たような事をずっと考えて、辛くなっていた時期を思い出しました。

でも時間も人生も平等に与えられている訳ではなくても、生きていることが幸せで、過去でも未来でもなく今を1番大切にしたいと改めて強く思いました。

 

先生の「人はみんな死ぬ。」という台詞が頭にすごく残っていて、

生きている人に全員に当たり前にある死は、どんな時もかなしく受け入れ難いもので、でも死があるからこそ生きているうちに出来ることを、全力でしなければいけない、粗末にしてはいけないと思いました。

 

また真剣に音楽と向き合う吹奏楽部の生徒たちや先生との絆をみて、音楽や、作品はその中に人の魂が宿って永遠に人の心に紡がれて残っていくものなのだと感動しました。

 

実話であるこの映画に、少しでも出させて頂ける機会を頂けたことを心から嬉しく思います…

この作品からもらったこの気持ちたちを毎日忘れずに、大切な人と時間を、大切にして過ごします。

本当にありがとうございました!!」

 

 

私たちの伝えたかったことを、心全部で受け止めてくださったような丁寧なご感想、ありがとうございます!

 

 

秋山監督が試写会で仰っていたように

見た方お一人お一人の中に、それぞれの「20歳のソウル」が生まれます。

 

 

 

皆さんの心にも、皆さんだけの「20歳のソウル」が生まれる日が、少しずつ迫っています!!

 

 

2022.05.06
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皆さんこんにちは!

「20歳のソウル」でチーフ助監督を務めました、俳優の宮下涼太です。

 

 

一昨日は市船野球部が春の千葉県大会で優勝するという嬉しいニュースがありました!

球場で市船soulが響く日が、更に楽しみになりました!

 

先日、静岡朝日テレビの取材に立ち会い、市船を訪問してきました!

今日はその時の市船吹奏楽部の様子をお話ししたいと思います。

 

年間を通して、たくさんの行事がある市船吹奏楽部。

しかし、最近はコロナの影響で中止になってしまったイベントも多かったようです。

そのうちの一つに北海道で開催されるYOSAKOIソーラン祭りがあります。

映画「20歳のソウル」でもヨサコイは積極的に取り上げられています。

 

先日、僕たちが市船に到着すると

早速ヨサコイの練習が行われていました。

 

市船に入ってすぐ

市船吹奏楽部が練習している第3体育館の目の前では大旗を振る練習をしていました!

なんとその大旗は大義さんも振っていたものなんだそうです!

 

 

「20歳のソウル」の撮影前にはまさにここで、神尾さんも大旗を振る練習されていました!

 

 

第3体育館の中でもヨサコイの練習をしていました。

市船ではいろんな行事で卒業生が振り付けや音楽を考えるのが伝統となっています。

その中には、「20歳のソウル」でユッコを演じた佐藤美咲さんや

佐野晶哉さん演じる、斗真のモデルとなった大義さんの代のお友達もいらっしゃいました!

 

今回のヨサコイでも卒業生の先輩方が遅くまで音楽や振り付けを考え、吹奏楽部の皆さんは必死に取り組んでいました!

 

今回のYOSAKOIソーラン祭りはなんと3年ぶりの開催なんだとか!

皆さんとても気合いが入っています!

 

 

 

翌日の練習では、吹劇の練習を見ることができました!

演目は我々も定期演奏会やスプリングコンサートで観た「THE  桃太郎」

何度観ても素晴らしい世界観に釘付けです。

 

 

市船の吹奏楽部は

複数の学校が集うコンサート

一年生のみで行う演奏会

来月にはYOSAKOIソーラン祭りと

直近に3つのイベントがあるそうです!

 

本当に色んなことチャレンジしている市船吹奏楽部!

嬉しいことにいろんなイベントが少しずつ復活してきました!

「20歳のソウル」の撮影は終わってしまいましたが、これからも市船吹奏楽部の素晴らしい演奏とパフォーマンスを楽しみにしています!

 

 

本日もご覧いただき、誠にありがとうございました!

 

 

2022.05.05
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こんにちは。

中井由梨子です。

 

本日は、静岡朝日テレビさんの取材で市船に行ってきました。「とびっきり静岡」という番組で映画を取り上げていただきます!

 

また詳細は決まり次第アップしますので、静岡の皆様、楽しみにしててくださいね!

 

 

さて、そんな取材の最中、嬉しいニュースが飛び込んできました!

 

市船野球部が春季千葉大会決勝戦で勝利し、関東大会進出を決めました。千葉大会での優勝は正に28年ぶりだとか!

 

野球部後援会「市船SOUL’S」公式

 

https://twitter.com/ichifunasouls/status/1521765737731624960?s=21&t=molZWlCTQFp9T3akdwmlLg

 

 

皆さん、良い笑顔!

先日、実際に観戦した際も、グラウンドから大きな掛け声や明るい笑いが届いてきて良いチームだなぁ、と思っていました。

 

そんなチームを率いているのが海上雄大監督です。

 

 

海上監督には映画ではたくさんのご協力をいただきました。大切なユニフォームだけでなく、応援グッズや野球用品、帽子の貸出も快く引き受けてくださいました。

 

滝沢(松大航也さんが演じています)の帽子はなんと、海上監督ご本人のもの!愛来さんが劇用に市船soulの文字を入れてくださり、監督は今でも公式戦でこの帽子を使ってくださっているそうです。

 

 

吹奏楽部がスタンドに応援に行くのは、通常は夏季大会のみなのですが、

 

コロナの影響で、今の高校3年生たちは一度も野球応援をしたことがないといいます。

 

「今年こそはスタンドで応援したい」

 

吹奏楽部の切実な願いだと思います。

最後の夏であることは、吹部も野球部も同じ。みんなの夢が、今年こそ叶えられることを祈っています。

 

 

そんな吹奏楽部から、野球部へのおめでとうコールをのせた市船soulの演奏をお届けします。

 

どうぞ、一足先にご堪能ください☆

 

動画1(クリックして再生)

 

一球入魂!

一音入魂!

 

みんなの願いが、届きますように!

 

2022.05.04
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皆さんこんにちは!

「20歳のソウル」でチーフ助監督を務めました、俳優の宮下涼太です。

 

 

昨日はとても熱い1日となりました!

第75回春季千葉県高等学校野球大会

関東大会をかけた、市船の試合の応援に行ってきました!

相手は強豪、拓大紅陵!

球場で監督と中井さんと待ち合わせ、チケットを購入!

球場内へ!

 

 

市船ベンチ側のバックネット付近に席を確保

準備万端です!

 

 

昨日は天気もすごく良く

「20歳のソウル」の撮影の時と同じような素敵な雲を発見しました!

撮影がとても上手くいったということもあり、我々の期待も高まります!

 

 

市船のシートノック!

関東大会をかけた試合

監督も選手も緊張しないはずはありません!

選手全員が大きな声でコミュニケーションを取らながらボールをさばいていました!

 

 

そしてついにプレイボール!

市船と拓大紅陵の試合開始です!

 

 

市船はみんなで声をかけ合い、どんな時でも楽しそうにプレーしていました!

攻守交代の時はスタンドまで聞こえてくるくらいの大きな声で戻ってきて、こちらまで笑顔になります!

対する拓大紅陵は強豪校らしいクレバーな野球

チャンスがあればここぞとばかりに得点へ繋げてくる!

守っては素人の僕から見てもわかるくらいの固い守備!

 

両校譲らずの拮抗したとてもハイレベルな試合!

8回が終わって5対4と市船が1点リード!

 

 

そしてラスト9回表!

暑い中、好投を続ける市船のピッチャー!

最終回もマウンドに上がり、きっちりおさえてゲームセット!

5対4で市船の勝利!

なんと市船は春季大会では26年ぶりとなる関東大会への出場権を手にしました!!!

市船野球部の皆さん、誠におめでとうございます!!!

 

 

 

対戦相手の拓大紅陵も見事な3位!

両校とも本当に素晴らしい試合でした!

痺れる試合をありがとうございました!

 

 

準決勝に勝利した市船は本日、

銚子商業との決勝戦です!

 

昨日の試合では、市船soulは聴くことができず

早く球場で生の市船soulを聴きたいな

とも思いますが

まずは目の前の一戦!

 

優勝目指して頑張れ!

市船!!!

 

2022.05.03
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20歳のソウル

監督の秋山です

 

市船野球部の

快進撃が続いています

 

昨日

市立船橋が2対0で

東京学館に完封勝利を挙げたことにより

 

夏の甲子園

千葉大会の

3年ぶり

Aシードを決めました

 

https://www.hb-nippon.com/chiba/report/2312-hb-chiba-game2022/22670-20220501002

 

 

それだけでは

ありません

昨日ベスト4を決めたことで

千葉の準決勝に臨むのですが

 

試合情報↓

 

5月3日(火)準決勝

VS拓大紅陵

千葉県総合SC野球場

第2試合 12:30~

 

 

今日の試合で

勝利したら

関東大会の出場権を得ます

 

となると…

 

なんと

市船ソウルが

初めて

千葉県から外に出ることに

なるのです

 

大義くんも

大応援しているに

違いありません

 

20歳のソウル

映画実現に向けては

海上先生をはじめとする

野球部の皆様に

取材段階から

大変お世話になりました

 

撮影のため

グラウンドをお借りすることで

練習の妨げになったことも

あったと思います

 

野球部OBの皆様には

用具をお借りしたり

出演もしていただきました

 

※写真は撮影時の写真です

 

 

高野連より

特別に許可をいただき

本物のユニフォームもお借りしました

 

感謝しかありません

ありがとうございました

 

※写真は撮影時の写真です

 

 

20歳のソウルには

松大航也くんが演じる

滝沢

という野球部員が

重要な役で存在しますが

 

このエピソードは

原作、脚本の中井さんが

高校野球千葉大会に通った時

 

とても優しく取材に答えてくれた

エピソードに基づいているそうです

 

 

ロケで市船を訪れた時

野球部員の皆さんの

大きな声の挨拶は

身を引き締めてくれました

 

テレビ局にいた頃

熱闘甲子園

という番組に

関わらせていただきました

 

高校球児の爽やかさは

やがてやってくる

夏の暑さを吹き飛ばしますね

 

 

ちなみに

今日の対戦相手

拓大紅陵は

吹奏楽部のパフォーマンスもすごいのです

 

市船野球部

四番キャッチャー片野選手の記事です↓

 

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2022/04/26/kiji/20220426s00001002143000c.html

 

 

20歳のソウルのロケで

僕らが市船に通っていた頃は

一年生ですね

 

表情も頼もしい‼️

 

もちろん

高校野球は

勝ち負けではありません

 

両校ともに

 

力の限り

闘うことが出来るように

グラウンドで

怪我なく

練習の成果を出すことが出来るように

祈ります

 

今日の準決勝

僕も

応援に行きます‼️

 

※写真は撮影時の写真です

2022.05.02
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皆さん、こんにちは。

中井由梨子です。

 

 

船橋駅の「20歳のソウル」祭りはすごいですね!!

先日訪れた際、お声がけくださった皆さん、ありがとうございました☆

 

これからもちょくちょく船橋には訪れますので、もし中井を見かけましたらお気軽に声かけてください!

 

 

 

さて、試写会も御覧になった方ならお分かりになるかと思いますが、原作でとても大事にした、大義くんの後輩である「ユースケ」という存在を、映画では、大義くんの発病後に出会う後輩(小島樹さんが演じています)として描いています。

 

「ユースケ」のモデルとなった実際のNさんには、私は何度かお会いしてお話を伺っています。

実はこのNさんは、大義くんの発病時や闘病中にも傍にいて、間近に接していた一人ですので、私はかなり突っ込んでお話を伺っていました。

 

 

その頃の取材ノートから、こちらをご紹介します。

 

 

※※※

 

 

中学では男子の中でもリーダー的だった大義くんの後を継いで自分もリーダー格になり、部活では副部長を務めました。

高校進学の時に市船を考えたのも大義くんがいたからでした。

「来ればいいじゃん」と大義くんが誘われたことが大きく、本当は違う高校も考えていたそうなのですが、最終的には市船に決めたそうです。

大義くんの存在を追いかけて市船に入学してきたユースケさんは、中学時代には、華奢でひょろっとしていた体型だった大義くんが、高校にはいってみるみる筋肉をつけ、

がっしりとした体型になったことが驚いたそうです。その代わり、中学時代の悪戯精神はなりをひそめ、どちらかというとクールな感じになっていたとか。

 

「先輩、(高校では)おとなしいですね」と言うと、大義くんはニヤリと笑って「これからだよ」と言ったそうです。

しかしながら、すっかり高橋先生に心酔していた大義くんは、結局お利口なままで卒業していきました。

時々ユースケさんに「(高校での)俺は本当の俺じゃない」と話していたこともあったそうです。

周囲の皆から「クールでカッコつけ」と評されていた通り、大義くんは高校では精一杯かっこつけていて、なかなか素の自分のはけ口を見つけられずにいた中、

唯一、伸び伸びとした過去の自分を知っているユースケさんにそんなことを漏らしたのかもしれません。

 

「賢いけどバカなんですよ」

 

ユースケさんは夏の取材でそんなふうにも言っていました。

 

大学も同じ尚美学園大学に入り、よく学校の行き帰りを共にしてご飯を食べたり、構内の空いている教室で大義くんがピアノを弾いてユースケさんが歌ったりしていました。

 

https://twitter.com/au_by_KDDI_7/status/615799783492444163?s=20&t=VVYwU21ns29iajmEomB9LQ

 

https://twitter.com/au_by_KDDI_7/status/605651572446523392?s=20&t=VVYwU21ns29iajmEomB9LQ

 

 

大義くんは小さなサイズのスコアをいつも持ち歩いていて、電車の中でそれをじっくりと読むのが好きだったそうです。

決して勉強好きなタイプではなかったそうですが、楽譜と睨めっこしながら和声やコード進行や曲の仕組みを考えることだけは熱心にやっていたとか。

 

二度目の訪問ということもあってすっかり打ち解けて話ながら、ユースケさんは空き教室に案内してくださり、向かい合って座りました。

稽古の空き時間ということであまり時間がありません。私はすぐにユースケさんへの取材を始めました。話はいきなり核心に迫るものでした。

 

 

二〇一五年の九月二十八日のことです。

この日は木曜で、大義くんもユースケさんも大学で授業がある日でした。

ユースケさんはよく、大義くんに「何限からですか?」と聞いて、時間が合えば一緒に通学することがよくありました。

大抵、途中駅の朝霞台の駅で待ち合わせていたので、この日もそこで待ち合わせて行く予定でした。

二十六日のLINEでは「行くよ~」といつも通りの返信がきていました。

大義くんはいつも先に着いて、駅のホームのベンチに座って待っていたそうです。

 

ですからその日の朝、ユースケさんはいつも通り朝霞台の駅のホームに降り立ちましたが、いつものベンチに大義くんがいません。

しばらく待ってもいっこうに現れる様子がなく、何度も携帯に連絡をしましたが応答がありません。

やっと連絡がきたと思えば、二和病院で入院しているとのことです。

激しい咳と吐き気のためです。本人はおそらく喘息だろうとのことでした。以下はユースケさんと大義くんの実際のやりとりです。

 

***

ユースケさん「まだついてないですか。いっちゃいますよ」

大義くん「入院させられた」

ユースケさん「どうしたんですか」

大義くん「喘息―」

ユースケさん「大丈夫ですか。いつまで入院ですか?」

大義くん「まだわからない~」

***

 

その日、慌てて病院へ駆けつけると、大義くんは意外に平気そうで、検査があると言っていたそうです。

ユースケさんは翌日の二十九日にも病院へ行きました。

そこで交際相手の愛来さんにも出会い、挨拶をしました。

その時の大義くんの様子はいつもと違っていました。

 

言葉少なで表情も暗く、何かを怖がっている、と思ったそうです。

この翌日くらいから咳がひどいだけではなく声が出なくなり、筆談を行っていました。

 

「気持ちで負けないでくださいね」

 

ユースケさんは力を込めてそう言いました。むしろ、そう言うことしかできなかったのです。

 

三十一日、千葉大附属病院へ転院すると聞きました。

この時点で癌の疑いがあると告げられていたそうです。

ユースケさんはとても気になっていましたが、大義くんからの連絡を待っていました。検査結果が出るのが十月一日の予定でした。

十月二日、尚美学園大学に通う元市船生のグループLINEに、大義くんからの連絡がありました。

胚細胞腫瘍と診断されました。

心臓の前、肺、肝にも転移しているとのことで、治療が必要だから十二週間くらい学校休みます、といったさらっとした文章で、よろしくと、軽いタッチで書かれてあります。

ユースケさんは病名を聞いてさっと血の気がひく思いでした。

大義くんは適当に病気のことを話しています。

その報告に対する、グループのみんなのリアクションも「頑張れ」だとか、なんだか軽い。個人的に連絡しているのかもしれないけど、事の重大さがわかっているんだろうか。

大義くんは、こういった自分に関することを周り見せない人ではあるけれど、これは放っておけない―…と、ユースケさんはすぐに個人LINEにメッセージを送ります。

 

***

ユースケさん「肺に腫瘍があるんですか?精巣から転移したってことですよね。グループLINEでは軽く言ってましたけど、がんってことですよね。本当に12週間くらいで戻れるんですか?」

大義くん「本当に順調にいけば!」

ユースケさん「順調にいけば」

大義くん「でも12週間は本当に最短」

ユースケさん「そうか」

***

 

ユースケさんは、この時まだモヤモヤしていました。誤魔化そうとする大義くんに向き合って、自分くらいはちゃんと突っ込んで聞いたほうがいいのではないかと思ったのです。本当の

気持ちを吐き出させる場所があってもいいんじゃないかと思いました。

ですから、腫物に触るように接するのをやめ、本人の怖い気持ちを汲もうと、わざとストレートに突っ込んで聞きました。とにかく気持ちを溜め込まず、吐き出させたかったのです。

 

***

ユースケさん「すごい失礼ってゆーか不謹慎かもしれないけど、この病気の最悪の場合は?」

大義くん「病気でってよりは抗がん剤の副作用でって感じがある」

ユースケさん「副作用か、じゃあ最悪の場合死とかじゃないですね?」

大義くん「抗がん剤の副作用で亡くなることもある」

ユースケさん「そうだった、それは先生からきいたんですか?」

大義くん「そうそう」

ユースケさん「抗がん剤はいつから」

大義くん「今日!」

ユースケさん「もう始まってるんですか」

大義くん「進行のスピードが早くて早めにやらないとって感じ」

ユースケさん「LINEも正直きついですか」

大義くん「大丈夫!」

***

 

ユースケさんは、この時、自分の父が亡くなった時のことを思い出したそうです。

高校二年(二〇一三年)の春、ユースケさんが二年生にあがったばかりの五月でした。

父の容態が思わしくないのを分かりながら部活をやっていたユースケさんのもとに、亡くなったという連絡がきました。

その時、大義くんはじめ男部のメンバーは、下手に気遣う様子は一切なく、ダイレクトに話をしてくれたといいます。

辛いことでも、オブラートに包んだりせず、はっきりと話せる関係。

大義くんは中学から一緒だったのもあり、父が亡くなったユースケさんのことを気にかけ、言葉をかけてくれていたそうです。

だからこの時のユースケさんには、気遣いや迷いがありませんでした。十月四日にお見舞いに行き、再度大義くんを励ましました。

 

 

※※※

 

 

この頃、お父様を亡くした経験を持つユースケさん。

平気なふりをする大義くんのことを、放っておけなかったといいます。

 

 

実際の浅野大義くんが、心から気を許し、可愛がっていたユースケさん。

他の誰にも話さない本音を話していたであろう相手。

 

けれど、それでも病気のことはほとんど話さなかったようです。本当にかっこつけですね!!

 

 

 

私はこの大義くんのかっこよさは、やはり優しさから出るものだと思っています。

人に優しいから、人に甘えずかっこよくなれる。

ユースケさんに余計な心配をさせないように、優しさから、大義くんはそのポリシーを貫いたのでしょう。

 

 

その「かっこいい」大義くんの姿を、私は映画に昇華しました。

ぜひ、ヒーローのような姿をスクリーンで御覧ください。

 

 

公開まで、あと25日!!

 

 

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