『20歳のソウル』Production Notes

アーカイブ:2022年2月
2022.02.18
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皆さんこんにちは!

「20歳のソウル」助監督チーフを務めました、俳優の宮下涼太です!

 

 

今日は、昨年市船の吹奏楽部が出場したマーチングコンテスにまつわるお話をしたいと思います。

昨年の市船はマーチングコンテストで全国大会出場という素晴らしい成績をおさめています。

しかし、その裏にはあるドラマがありました。

 

 

ある日、僕は中井さんから電話を受け

重大なミッションを授かりました。

 

それは市船吹奏楽部の合宿へお伺いして、取材をしてくるというものでした。

 

 

市船吹奏楽部が合宿をしていた場所は、中井さん主宰の“モザイク東京”の映画

「夕陽が沈んだら僕は」でロケをした場所のすぐ近くでした。

 

 

なんか縁があるなぁ、と思いながら市船が練習している体育館につくと

高橋先生が笑顔で迎えてくださいました!

 

 

この日は東関東マーチングコンテストの本番前日で

体育館では吹奏楽部の皆さんが練習に励んでいました。

 

 

宮下:先生、明日は本番ですが、今回はマーチングの練習ってどのくらいの期間できたんですか?

 

先生:今回は今日で5日目!

 

宮下:え、5日ですか!?

 

先生:そう。コンクールの時もだけど、生徒たちは焦りを通り越して悟りをひらいたね!(笑)

 

 

なんと、市船の吹奏楽部はコロナの影響もあり、マーチングコンテストの練習がほとんどできていなかったのです。

しかしそのような状況でも、本当に皆さん楽しそうに練習をしていました。

実は、9月に行われた東関東吹奏楽コンクールも市船は当日のみの練習でコンクールに臨んでいました。

きっといろんな思いがありながらも、みんなでまた部活をできることが本当にうれしかったのではないでしょうか。

 

 

当時の市船吹奏楽部部長の近藤咲月さんです。

 

 

あまり練習ができていない中でも決して笑顔を絶やさない近藤さん。

「こうして部活が出来ていることが幸せなことだし、明日はみんなで乗り越えたいです」

と力強く話してくれました!

 

「20歳のソウル」の撮影の時も

近藤さんが部をまとめてくださったおかげで、撮影がスムーズに進みました。

本当にありがとうございました。

 

 

こちらは、前日の通し稽古の様子です。

動画1(クリックして再生)

 

 

数々の逆境を乗り越えた市船吹奏楽部!

昨年の東関東マーチングコンテストの結果はなんと金賞!

全日本マーチングコンテストへ出場しています!

 

全日本マーチングコンテストの時の様子はまた明日お話したいと思います!

本日もご覧いただき、誠にありがとうございました!

2022.02.17
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皆さん、こんにちは!
中井由梨子です。

映画『20歳のソウル』が出来上がるまでには数多くのドラマがあります。
現場では多くのクリエイタースタッフたちがたくさんの汗と涙の結晶を見せてくださっています。

今日は、そんなプロフェッショナルな方々の中から、このお二人をご紹介したいと思います!

撮影監督の百束尚浩さん。

 

 

そして撮影の島田貴仁さん。

 

 

お二人とも、秋山監督作品にはなくてはならない名カメラマンです。

まずは百束さんですが、スチールカメラマンとしてキャリアをスタートさせ、海外でも活躍。
動画撮影をメインでするようになってからも、数多くの映画やCM、ドラマの撮影に毎日飛び回っています。

その目線はとにかく冷静。

 

 

監督の意向や脚本についてはもちろんのこと、現場の空気感や俳優部のケア、他スタッフへの配慮などをさりげなくしながら円滑に撮影を進める手腕はもはや神の領域!(笑)

 

 

野外での撮影もたくさんあった『20歳のソウル』。
お天気との追いかけっこをしながらも、無事に予定通りに(大抵の場合、予定よりも早く)撮り切ることができたのは、秋山監督との厚い信頼関係あってのことです。

 

 

そして秋山監督が「天才」と評価する敏腕カメラマンの島田さん。

 

 

雨が降っても風が吹いても、海でも山でも街でもどこであっても、器用にカメラを抱えてわずかな隙間からでも素晴らしい絵を切り取ります。
その独特な目線や、エッジの効いたカメラワークは作品を躍動させる大切な要素。

『20歳のソウル』でも、その手腕はいかんなく発揮され、あらゆるシーンで光を放っています。

 

 

百束さんと島田さんのことを私は「ゴールデンコンビ」と呼んでいて、このお二人が現場に揃う日は素晴らしい撮影ができると思っているのですが、『20歳のソウル』では、ほぼ全日程、この「ゴールデンコンビ」が揃って撮影を行いました。

 

 

これだけで、皆様の期待値はグンと上がったことと思います!

“エンターテイメント映画”とは一線を画するこの『20歳のソウル』を、より一層特別なものにしてくれている要因の一つのに、カメラワークがあるのではないかと私は思います。

何より、百束さんも島田さんも明るくて優しくてかっこいいです☆

 

 

明日は、またみやしーが市船のレポートを届けてくれるようですよ。

どうぞお楽しみに!

2022.02.16
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20歳のソウル
監督の秋山です

このプロダクションノートは
僕と
原作脚本の中井さん
そして
助監督チーフの宮下涼太(みやしー)の
三人で回していますが

実は
各々の原稿を整理して
アップする作業は
みやしーが担っています

みやしー
毎日
ありがとう

そして
許可関係は
日活宣伝部の皆様が
忙しい仕事の中で
きめ細かに対応して下さっています

毎日投稿を
実現するには
チームワークが大切

なんとか
全国公開の日まで
いや
全国公開の後も
毎日情報発信していきたいと思います

お付き合いいただき
ありがとうございます

さて

みやしーって何者?

このプロダクションノート
常連の方は
疑問に思わないと思いますが…

みやしー
こと
宮下涼太は
俳優で

 

東京やんちゃボーイズのドラムです

 

そして
僕が監督する時は
演出部としても
頑張ってくれます

 

いつも
僕の隣にいて

 

仕事してるっぽい
感じを醸し出すのは
さすが俳優⁉️

 

ホントに仕事しているの⁉️

 

 

ありました

みやしーが
卒業式を仕切っている⁉️動画です↓

 

動画1(クリックして再生)

 

なにか
楽しそうw

きっと
頭の中は
いろんな段取りや
時間のこと
天気のことなどで
いっぱいいっぱいなんでしょうが

必ずまわりの皆を
笑顔にする
陽気なキャラクター

 

この明るさこそ
現場で一番
大切な宝物だと思います

 

 

「みやしー」
って
僕が呼んだ時

「はーい」

大声で返して来た時は
要注意w

ほぼ
わかってないケースですw

 

とりあえず
大声で行っとこう
みたいなw

なので
みやしーが
大声で返して来たら
みんなでずっこけます

カメラの百ちゃんも
ニタリと笑います

 

その感じが
なんだか良い世界観を作るのです

 

良いものを懸命に作ろうとする
その想いに
ぶれがないからだと思います

 

そんな
みやしーが
超生き生きとした
シーンがありました

ライブハウスのシーン

 

東京やんちゃボーイズのドラムとして
ステージへ

 

久しぶりに
カメラの後ろ側から
カメラの前へ

 

動画2(クリックして再生)

 

生き生きとした表情
溌剌としたドラミング

 

作る厳しさを感じて
カメラの前に立つと
その大切な瞬間を
誰よりも
感じることが出来たのでは
ないでしょうか

 

 

みやしーを
助監督に推薦したのは
百束カメラマンでした

20歳のソウルを成功させるために
まずみやしーのスケジュールを押さえましょう

いまは
その意味を
みやしー自身が
感じていると思います

 

助監督
とは
監督を助ける

書きます

 

段取りより
経験より
大切なものは

助ける
ということです

 

高橋健一先生が
吹奏楽部のみんなに
よさこいを経験させることと
同じだと思います

 

20歳のソウルが公開された後
ステージに立ったみやしーは
きっと
眩しいくらいキラキラしていることでしょう

 

明日は
中井さんです

2022.02.15
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こんにちは、中井由梨子です。

ついに昨日!
映画「20歳のソウル」最終段階であるDCPチェックが終わりました。

竹芝イマジカ試写室にて!

 

 

本日の最終チェックをもって本当にここで完成!となります。

皆さま、本当にありがとうございました。
そして、大義くん、ついにここまできましたよ。

 

 

試写会の前には、宣伝部さんとの定例会会議もありました。いよいよここからたくさんの試写会を経て、皆さまにお届けできる日を迎えます。

これからどんどん映画情報も発信していきますので、楽しみにしていてください!

もちろん私も拝見させていただきました。
完成までの過程で、何度か観てはいたのですが、改めて今日、皆さまと一緒に観るとまったく違う感慨が込み上げました。

これまであまり泣いたことはなかったけれど、泣けて仕方がなかった。いろんな想いは込み上げますが、ここからが本番ですから、私も気を引き締めて頑張りたいと思います。

秋山監督、関係者のすべての皆様、ありがとうございました。

さぁ、いよいよです!!

 

 

次は宮下くんにバトン渡します。
お楽しみに!!

2022.02.14
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皆さんこんにちは!

「20歳のソウル」で助監督チーフを務めました、俳優の宮下涼太です!

 

 

先日、僕はある方々と待ち合わせをして

またしてもこちらへ行って参りました!

 

 

そう、日活の本社でございます!

 

なぜ僕は再びここへ訪れたのか…

 

その理由はこちらです!!!

 

※撮影時のみマスクを外しています

 

じゃーん!!!

実はこの方、浅野大義さんのお母様でございます!!!

 

プロダクションノートで日活の本社に、映画「20歳のソウル」のポスターが貼られていることを知り、駆けつけてくださいました!!!

誠にありがとうございます!!!

 

 

お母様と仲良しの中井さんともパシャリ!

 

※撮影時のみマスクを外しています

 

このお二人は本当に仲が良くて、話し出すと止まらない止まらない!(笑)

 

僕もご一緒させてもらいました!

 

※撮影時のみマスクを外しています

 

 

僕が仕入れた情報、“みやしーメモ“によりますと

なんでもお母様は高橋克典さんの大ファンなんだとか!

 

昨日まで監督と中井さんが四日間にわたって高橋克典さんのお話をしてくださいました。

俳優としてはもちろんのこと、人としてとても尊敬できるお方です。

 

秋山監督のブログにも、とても素敵な記事が載せられていました。

 

https://www.akiyanj.com/post/20220213

 

 

 

さて、本日は監督とスタッフによる

映画「20歳のソウル」の最終チェックの日です!

 

そして3月にはキャストや関係者の方々もお招きして、初号試写会が行われる予定です!

着実に皆さまへお届けできる日が近づいています!

我々も皆さまにこの作品をしっかりお届けできるよう、一日一日を大切に、全力で過ごして参ります!

どうぞお届けするその日をお楽しみに!

 

本日もご覧いただき、誠にありがとうございました!

2022.02.13
最新情報

20歳のソウル
監督の秋山です

昨日の中井さんの
プロダクションノートで
詳細に書かれていましたが

そうなんです

高橋克典さん

俳優として
難しい役を担ってくださっただけでなく
ロケコーディネートまで…

星野医師役
クランクアップ翌日

雨予報を吹き飛ばした
春の柔らかな日差しの中

青山学院大学に
高橋克典さんの姿が

この中です

 

 

拡大すると

 

 

 

 

爽やかな表情で
朝一番から
校内ロケを仕切ってくださいました

ロケコーディネートに立ち会ってくださったのは
克典さんの青学の同級生や、後輩の皆様

ロケハンの時から
なんとかロケが成立するように
力を貸してくださいました

 

 

緊急事態宣言は
解除されていたものの

まだまだ
ロケに貸してもらえるキャンパスは少なく

その中で
第一希望の
渋谷、青学キャンパスで撮影出来るとは…

青山学院の皆様
本当にありがとうございました

克典さん
20歳のソウル
原作本のことを
何度も

ブログにあげてくださっていました

https://ameblo.jp/takahashi-katsunori/entry-12651168524.html

高橋克典さん
ありがとうございました

 

ワンチャンスを生かした
素晴らしい晴天

 

 

前日まで
降雨予報70%だったのです

福本莉子さんの華やかな登場シーン

贅沢なロケとなりました

↓こちらは中井さん自らスタンドインですw

 

 

 

ロケの合間には
克典さんと中井さんが
話し込んでいましたが
次の舞台の構想中?

 

 

縁が広がっていくのは
素晴らしいですね‼️

 

 

20歳のソウル

高橋克典さんのシーンは
映画中盤以降

胸が締め付けられるシーンばかりです

そこに克典さんがいてくれたからこそ

我々は
命と
向き合うことが出来ました

 

 

20歳のソウル
いよいよ来月には
プレミアム試写会です

一人でも多くのかたに
届きますように

プロダクションノート
明日は
みやしーです

2022.02.12
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こんにちは!
中井由梨子です。

秋山監督からバトンを受け取り、今日は中井が高橋克典さんについてお話させていただきます!

星野医師としての役をきっちりと演じてくださった直後の撮影日。

私たち撮影隊は、福本莉子さん演じる、宮田夏月の大学でのシーンを撮影するために都内の有名大学にやってきました。

 

 

青山学院大学です!

映画の中で、大義と夏月が通っていた大学をどこで撮影させていただくか?は制作班にとっても大きな課題でした。
脚本を書いた時の私のイメージは「青学」。

2019年に、高橋克典さん演出で作り上げた朗読劇は、青山学院大学の学祭でのチャリティ公演で、私もそのご縁で学院の関係者の方と親しくさせていただいたり、何度も学舎を訪れており、その美しい佇まいに憧れを持っていました。
青山通りから正門を抜けた美しいメインロード。この道を夏月が歩くイメージで本を書きました。

その青山学院でのロケをお願いできないか?と制作班に提案され、私は学部の関係者の方に連絡を入れました。
しかし、コロナ禍でもあり、ロケとしての貸し出しは難しい状況で、断念。

他の学校も同じ理由で断られ、なかなか決まらず頭を抱えていた時、青学さんから再度連絡をいただき「4月なら」とのお返事をいただいたのです。

実は、私たちが青学さんでのロケを望んでいることを耳にして、学校に連絡を入れていただいたのが、なんと高橋克典さんご本人だったのです!
克典さんの、『20歳のソウル』のロケに解放してやってほしい、という力強いお口添えで、青山学院大学でのロケが実現いたしました!

 

動画1(クリックして再生)

 

感激しました。
本当に嬉しかったです。

そしてロケの当日。

 

 

克典さんはロケに立ち会ってくださっただけでなく、当日の出演者・スタッフのために珈琲を差し入れしてくださり(美味しかったです)ご自身の母校でのロケを優しく見守ってくださいました。

原作本を何度も読み返して、泣いてくださったこと。

この映画にとって、大義くんが夏月と過ごした大学時代はとても大事で、その景色を表現するためのロケ地をイメージ通りの場所で撮らせてあげたいというご配慮。

役を演じるということを飛び越えて、一緒に作品を作る、良いものにする、という芸能魂を見せていただいた気持ちです。

私が、星野医師は克典さんに演じていただけるなら書ける、と言った理由を皆様にもお分かりいただけたかと思います。

 

 

青山学院大学の美しい風景の中を颯爽と歩く福本莉子さん演じる夏月の姿を、ぜひスクリーンでお確かめいただきたいです。

さて、次回は高橋克典さんの第四回ですね!
私も楽しみに待ちたいと思います。

再び、監督にバトンタッチです。

2022.02.11
最新情報

20歳のソウル
監督の秋山です

「高橋克典さんに、演じていただけたら、書けるかもしれない」

こうして
星野医師は誕生しました

中井さんは
星野医師を
高橋克典さんに当て書きしたそうです

まだ
克典さんに
演じていただけるかわからない

オファーする前からの話です

中井さんと克典さんの繋がりは
NHKのドラマ

「ネット歌姫〜パート主婦が、歌ってみた〜」

に遡ります

この時
中井さんが
助監督セカンドとして
克典さんと仕事をしたのをきっかけとして

高橋克典さん企画、演出の舞台

「四人目の博士~アルタバン物語~」

青学で上演した作品にて

脚本家と演出家として

深く関わりあうことに

 

 

数ヶ月真剣勝負で向き合うことでしかわからない
絆があるのでしょう

 

 

星野医師のシーン

初稿の時から
胸に響きました

そして
克典さんに演じていただいたことで
無限の想いを
伝えていただきました

主治医の先生を書くために
中井さんは
大義くんのお母様に
たくさんのお願いをしたそうです

カルテを見ることは出来ないから
先生たちの話を聞き

目を背けたいことに
お母様と一緒に
正面から向き合い

全ては
大義くんの姿を
少しでも正確に
伝えるため

克典さんに
託すため

クランクアップの後

克典さんと中井さんの写真

 

いい笑顔ですね
兄妹みたいです

衣装を脱ぎ
背負っていたたくさんのものを
少し下ろした瞬間だったのかもしれません

しかし

この翌日

高橋克典さんの姿は
撮影現場にありました

なぜ?

次回に続きます

 

明日は中井さんにバトンを渡します

 

2022.02.10
最新情報

20歳のソウル

監督の秋山です

克典さんと
初めてご一緒したのは

金曜ナイトドラマ
「特命係長只野仁」

これは
シーズン1の時(2003年)

 

 

あの頃ふたりは
若かった??

いや…

変わりすぎてるのは
僕だけかな

克典さんは
20年前も今も
ずっと若々しく
カッコいい

 

只野仁撮影中は
体脂肪率を落とすために
チキンとスープしか
口に入れなかったり

トップランナーであり続けるには
きっとたくさんの苦労があるはずですが…

そんな中でも
主演の時は
目配りを欠かさない

ワンシーンだけのゲストや
ふんふん(わかる人にはわかる)で
絡む俳優部の
緊張感を解くために

笑わせたり
ビシッと締めたり

俳優でありながら
プロデューサー視点を持って
作品を愛する姿勢は
一貫して変わらない

心からリスペクトしてます

今回
高橋克典さんが演じる
星野医師は

病気を告知して
大義くんと
病気と
最後まで
真っ正面から向き合う役です

厳しい役です

撮影中に
心の底から
笑顔になる瞬間は
なかったと思います

クランクアップの時の写真

 

 

この表情を見るだけで
泣けてきます

克典さん…
ありがとうございました

星野医師は
原作には登場しません

なぜか?

中井さんが
「闘病の姿は
どうしても書けない」

あえて
書かなかったからだと聞きました

最初の脚本打ち合わせでも

闘病中の描写に
担当医師は書かれていませんでした

僕は
どうしても
大義くんと
病気と
最後まで向き合い
ともに闘った
担当医師を書いて欲しかった

太陽の光溢れる青空の下
青春を謳歌した
高校時代とともに

大義くんが
どれだけの勇気で立ち向かったのか
想像も出来ない
二年間のことを
伝えて欲しかった

映画のスタッフで
大義くんの部屋を
見せていただいたことがありました

今も変わらぬ
大義くんの部屋で
自筆のメモを見せていただきました

(その時の衝撃は
一月三日と五日に
新聞に掲載していただいた
幻冬舎文庫の
20歳のソウルスペースに
寄稿させていただきました)

数日後に
中井さんから
連絡をもらいました

「高橋克典さんに、演じていただけたら、書けるかもしれない」

明日に続きます

2022.02.09
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皆さんこんにちは!

映画「20歳のソウル」でチーフ助監督を務めました、俳優の宮下涼太です。

 

今日は「20歳のソウル」撮影までの大まかな流れについてお話したいと思います!

 

まず「20歳のソウル」の脚本ですが、以前の中井さんの投稿(1/30)にあったように、

完成するまでには何度も書き直しと打ち合わせが繰り返され

書き直しの数はなんと20回にものぼり…

そして打ち合わせはその倍以上で通算50回は重ねたそうです…

脚本の書き直しと打ち合わせがそんなに行われていたなんて僕も知りませんでした。

 

その後、「検討稿」、「準備稿」となり我々の手元に!

「準備稿」が我々のもとに届いたのが撮影開始の約1ヶ月前

そしてその「準備稿」をもとに全体スタッフのミーティングが行われました。

このミーティングでは1ページ目から、ロケ地、衣装、小道具、飾り付けで必要なものなどを全体的にさらっていきます。

 

その後、各担当に分かれ、ロケ地を見に行ったり(ロケハン)

 

 

作り物や衣装を集めるなど、それぞれが準備を始めます。

 

 

そして撮影開始の約1週間前に、台本が届きました!
監督が初めて完成した台本を手に取った時の写真がこちら!

 

 

台本が届いたときは本当に感動しました!
表紙もものすごくきれいです!

 

僕も愛来さんに直筆で名前を書いていただきました!

とても美しいです。

本当にありがとうございます。

 

 

今回の「20歳のソウル」には、僕も含め、秋山監督のもとで勉強している俳優がたくさんスタッフとして参加させてもらいました!

 

秋山監督は

 

「俳優もスタッフを経験したほうが良い」

とおっしゃいます。

 

きっと、俳優もスタッフを経験することで

作品が出来ていく過程を知ることができ

一つ一つを大切にすることやスタッフの方への気遣いなど

今後の俳優人生の役に立つと考えていらっしゃるのではないかと思います。

 

 

もちろん、元来プロとして数多くの作品に参加している経歴豊富なメインスタッフがほとんどです。

その中で、これだけの規模の作品にスタッフとして参加するというのは、僕自身相当な緊張感がありました。

 

しかし、類は友を呼ぶというものでしょうか、秋山監督のもとに集まる人間は本当に熱い仲間ばかりです。

今後は、そんな熱い仲間たちのいろんなエピソードについてもお話しできたらなと思っていますので楽しみにしていてくださいね!

 

 

今日もご覧いただき誠にありがとうございました!

次回は秋山監督です!

どうぞお楽しみに!

©2022「20歳のソウル」製作委員会